もっくんのブログ

2018年11月30日

大発見!? 子ども用イスの「ボウズメントリ」ってなんのこと?

保育園と幼稚園「専用」の木製家具って見たことありますか?

子どものための木製家具

安全で、優しい雰囲気のイスやテーブル


木製イスに座る子ども 木の里工房 木薫では、
保育園、幼稚園、児童施設に特化した
子ども用の家具を製作・販売しています。

ラインナップは、イス、テーブル、棚から
おままごとキッチンやれいぞうこ、
オーダーメイドのパーティション等々
園内の家具ならなんでも取り扱っています。

その中でも、1番人気なのは、子ども用の スタッキングチェア

木薫の木製イス 開発時には、先生方からアドバイスをたくさんいただいて、
やっと完成した自慢の一品です。

サイズ別に並べた木製イス 子どもは、身長が違えば適しているイスの高さも異なるため、
0歳~5歳までの年齢ごとに、座面の高さや広さがそれぞれ違うサイズを揃えています。

もちろん、規格外の高さにも対応できます。

スタッキングで重ねた木製イス 「スタッキング」という名前ですから、もちろん積み重ねることができます。

積み重ねて置く場合、4脚で安定して積めるので、
30人クラスだと4脚×8セットで、必要な置き場スペースは95cm×150cmになります。

重さは約1kgなので、
子どもたちが自分のイスを運んでお片付けができる、ちょうどいい重さです。

重ねる時には 無垢材 ならではの「ころころ」といた可愛らしい音がします。

そして、1番のこだわりは
イス全体に施されている「ボウズメントリ」という丸み。

木製イスの角は丸くしている 「ボウズメントリ」とは、木材の仕上げ方法の名前です。
漢字にすると、「坊主面取り」

カドを落として、坊主頭のような丸くてツルツルに仕上げる方法です。

サンダーで加工する前と加工後 木材をただ切っただけでは、角ばったカドができてしまい、触ると痛い!ってなります。
木の目の方向に沿ってささくれることで、トゲが刺さってしまうのです。

子どもの柔らかい手のひらなら、なおさらのこと。

もしかしたら、指を切ってしまうこともあるかもしれません。

そんな「もし」を回避するために、木薫では「ボウズメントリ」をしています。

木製イスの角 これは、一般的な家具ではめったにしない仕上げ方法です。
子ども用に特別な加工をするためには専用の機械を使います。

トリマー まず、部品のサイズにカットした木材を準備して、「トリマー」という機械でカドを丸くします。

トリマーには、先端に丸い形の刃が付いており、
刃が回転することで木材のカドを丸く落とすことができます。

トリマーだけでは、刃の跡が残ってしまうので、
次に、「サンダー」という機械で曲面をなめらかに仕上げます。

サンダーでの磨き作業 サンダーには、目の細かい紙やすりが付いており、
磨くことで、ざらざらした木材もツルツルに仕上げることができる優れものです。

部品ひとつから、イスを組み立てた後も、徹底的にカドがないように磨きます。

これらは、すべて手作業でおこなっています。

仕上げ作業 岡山・西粟倉村の工場で、
イス職人が、ひとつひとつ、心を込めて手作りしています。

ホンモノの無垢材で作られた
同じ模様はふたつと無い
世界に一つだけのイス

子どもたちが毎日触れるものだから、
暖かみのある、ぴったりのイスを使ってもらいたいですよね。

木製イスに座る子ども

スタッキングチェアについて、サイズ等はこちら→イス

その他の保育家具はこちら→保育園の家具と遊具

完成品は、東京営業所でもご覧いただけます。
→木薫・東京営業所(東京都大田区田園調布1丁目7-4)
※お越しになられる際には、担当者が外出していることもありますので、一度ご連絡くださいますと確実です。
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