2019年5月14日
保育室の空間を仕切るのに必要な「パーティション」
その種類は、数多くあります。
今回は、オーダーメイドだからこそできる、オリジナルのパーティションをご紹介いたします。
・事例1 収納力◎のパーティション
こちらはパーティションを使って、広い保育室を2つのクラスに分けています。
普段は分けて使われていますが、発表会の時などは広いホールになります。
実は、こんなに大きなパーティションでも、動かすことができるのです!
棚の下に付いているキャスターのロックを外せば、簡単に移動できます。
パーティションの内容は、先生のご希望を聞きながら、お部屋の使い方に合わせて設計しました。
収納棚にはおもちゃをたくさん入れて、背面には絵本を飾ったり、ホワイトボードにお絵かきをしたりできます。
パーティションは大きいのですが、木の優しい雰囲気の効果で、圧迫感もなく使えているそうです。
・事例2 使いかたで仕切るパーティション
お昼寝スペースと遊ぶスペースを、分けるパーティションです。
保育室にある、畳を囲うように設計しました。
畳は子どもたちがお昼寝する場所なので、気が散らないように囲いをしてあります。
床にしっかりと固定してあるので、パーティションが倒れてくる心配はありません。
畳は遊びのスペースにもなるので、おもちゃを片付けられる棚を組み合わせてあります。
先生が動かしやすいように、出入口は開き戸になっています。
低いパーティションのため、小スペースでも窮屈にならずに遊ぶことができます。
・事例3 コーナー保育ができるパーティション
間仕切りと収納で、遊びのコーナーをつくっています。
写真では絵本コーナーとして、こじんまりした空間を作り出しています。
木に囲まれて、落ち着いて絵本を読むことができそうですね。
こちらは、食事と遊びのスペースを分けているパーティションです。
家庭にもリビング・ダイニング・寝室があるように、保育室の中でも食事・遊び・お昼寝のスペースを分けることがあります。
子どもたちは「ここでは○○をする」という区別をつけることで、それぞれに集中することができます。
お部屋の壁に合わせて設計するので、無駄な動線をなくせます。
オーダーメイドのパーティションはここが良い!
木薫のパーティションには、特徴が3つあります。
① 安全性
まずは、死角をつくらない工夫。
子どもは危ないことをしたり、ケンカしたりするものです。
そんな時には、先生の手がすぐに伸ばせるようにしています。
大人の目線から、全体を見渡せる配置や設計にもこだわります。
② シンプルさ
遊びや学びに集中できるように、パーティションに派手な装飾はしません。
理由のひとつに、木が持つあたたかさや手触りを、感じてほしいから。
それから、パーティションの役割は、空間を仕切ることです。
パーティションを目立たせたいわけではないので、飾りやおもちゃは、あまり付けません。
もちろん、おもちゃが付いたパーティションなども、先生からのご希望があればご提案いたします。
③ いたずら防止・使いやすさ
大人には簡単に開け閉めできることと、子どもはいたずらできないこと。
その両立が大事だと思っています。
例えば、エレベーターのボタンは、子どもにとっては押してみたくなるものです。
ですが、子どもの手が届かないように囲いをしてしまったら、廊下が狭くなってしまいます。
そんな時は、子どもの目線からボタンを隠せば、いたずらの防止になります。
オーダーメイドだからこそ、どんな場所でもぴったりな形でつくれます。
お部屋を仕切りたいとき、ちょっとした間仕切りが欲しいとき、子どもの脱走を防ぎたいとき・・・
どんなモノでも木薫にお任せください!
山を育てる間伐材で、
ホンモノの木の優しさをご提案いたします!