もっくんのブログ

ともに生かし合い、大切にしあう

2021年6月4日

もりの香保育園が開園しました。

2021年4月1日、木薫初の保育施設となるもりの香保育園津高園が開園しました。

木薫は「森からこどもの笑顔まで」を事業コンセプトとして、林業と木工加工をおこなっています。
先人の想いが込められた木々を、家具や遊具として子どもたちへ届けてきました。子どもたちの成長を願い、未来につなげるべく頑張っています。

林業と木工加工

これからは、私たちの手で直接、木や森林のことを伝えていきたい。
その願いが叶って、もりの香保育園が誕生しました。

異業種から保育業界へ参入したので不安もありました。
しかし、同時に自信もありました。
保育施設様に数多くの木製家具・遊具を納めさせていただいており、保育の世界と繋がりがあったからです。
開園にあたり、現場で活躍するさまざまな先生からお話を聞くことができました。
創業以来15年、たくさんの保育施設様とお付き合いさせていただいている事が支えになっています。

もりの香保育園の先生はもちろんのこと、園の外の先生方にもご助力をいただくことにより、より質の高い保育を目指していきます。

もりの香保育園津高園の園舎

園舎は木造平屋建て。木材は主に岡山県産ヒノキ材です。
岡山県はヒノキ丸太の生産量が全国1位。地元の自慢の木材をたっぷり使いました。

柱や梁などの構造材も、床板、腰壁、家具などの内装材もヒノキで作られています。
室内に入ると、ヒノキがふわっと香ります。

木の手触りや香りなど、ホンモノの素材を五感で感じる体験を子どもたちに味わってもらいたいです。

もりの香保育園津高園の室内

1園目となる津高園は生後半年~2歳までの小規模保育園です。
クラスはそれぞれ、そら組(0歳児)、ほし組(1歳児)、にじ組(2歳児)があります。

地球には青い空があり、星が瞬き、天気が悪くても雨が上がれば虹が輝きます。
子どもたちが少しづつ成長していくときに、楽しいことも、壁にぶつかることも、悩むこともあるでしょう、
そんなときでも上を向いて歩いてほしいという願いを込めて名付けました。

畑づくりやリトミックもおこなっています。

もりの香保育園の畑

園庭の横に畑を作り、5月には2歳児さんと一緒にカブを収穫しました。
子どもたちの心を育み、見て、体験し、学べる場所にしていきたいですね。
畑は園舎からも見えるので、先生がお世話をしていること、近隣の農家さんにお手伝いいただいていることに気づけるかもしれません。

0歳さん~2歳さんまでみんなが楽しめる木育も計画中……。
これからも、いろいろな体験ができるメニューを増やしていく予定です。

もりの香保育園ではたくさんの体験をします。
木に触ること、土の匂いを嗅ぐこと、野菜を育てること、おもちゃで遊ぶこと……
もちろん、毎日の生活のなかでも。

そこに関わる人がたくさんいることを肌で感じてほしい。
自分で感じたことは、体の記憶に残ります。

保育園や木に関わる人々

その原体験があったなら、きっと、周りの人に「感謝」できる人になってくれると思います。
「ともに生かし合い、大切にしあう」
心も体もすくすく育つ保育園を目指して。

もりの香保育園について、詳しくはこちら↓
もりの香保育園 公式サイト