2023年9月24日
林業は、今日に至るまで長年おこなわれてきました。
きっと遠い未来でも木を作り続けていることでしょう。
では、100年後、200年後の林業はどうなっているのでしょうか?
「こうだったらいいな」と勝手に未来予想してみました。
無花粉のスギ・ヒノキ苗をロボットで植える
・新しく植林する苗木はすべて無花粉
・急傾斜でも登れるロボット
・ロボットで植栽と地拵えを同時に行って効率アップ
・人間は涼しい格好でリモコン操作するだけ
鹿対策でもロボットが活躍
・小型機械を置くだけでドームを広げて苗木を守る
・透明ドームなので光合成を妨げない
・小さい動物だけ通れて、大きい動物が触れたら音と微電流で近寄りにくくする
・浮いて移動する下草刈りロボ。植物を見分けて、苗木以外を切る
AI活用が進んで安全&高効率に
・作業時間、難易度、日照時間、天候を考慮して人員配置を提案するAI
・土層を分析して道を設計するAI
・間伐する木をAIが設定して現実へ投影する
・伐倒の危険予測をするAI
・集材時に自動で売り先を振り分けるAI
・歩留まり良い木取りを提案するAI
オフィスでカフェで家で、遠隔で伐採搬出
・危険な伐倒作業をロボットが代わりにおこなう
・軽量小型のロボットなので、狭い作業道が通れる
・コントローラーとVR眼鏡があれば、どこにいても重機を操作できる
・ジャケットは傾きや感覚を機体と連動させて、危険予測ができる
・決まった経路を往復する搬出ロボット
トレーサビリティがもっと詳細に記録される
・エンドユーザーがすべての関係業者を知ることができる
・苗、育林、伐採、市場、製材、加工が全部記録される
・過程が分かることでフリマとの差別化になる
・選んで買えることが付加価値になり、人件費と所要期間が見えることで木材価格が上がる
木材の活用がもっと広がる
・どんな場所でも腐らない国産木材を気軽に使える
・職人が少ない木工細工・伝統工芸を機械がおこなう
・加工機械の発達で、マイクロレベルの細かい細工が可能になる
・木製グッズが増えて、林業地への聖地巡礼がブームになる
部屋に居ながら山見学できる
・山の現場と同じ音、感触、匂いを立体的に再現する
・ゴーグルが必要なくて、音と迫力を全身で感じられる
・環境教育の入門編として危険が無く面白く学べる
・迫力満点の川下り、丸太運びは遊園地のアトラクションのひとつになる
はてさて、この中で何個当たるでしょうか?
未来が楽しみですね!